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大好きな女の子・ノーマルCP(同人要素含む)のイラスト・小説を書いたり、本の感想などを書いてるブログです。
 

 

 
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南国ヒナナミ!

誕生日プレゼントでヒナナミ頂きました!!
しかもお二方から・・・!!Wヒナナミって・・・Wヒナナミって・・・!(動機息切れ)
展開的には切ないヒナナミだけに、幸せ全開なヒナナミを見るのが大変大好きでして!
どちらも大層幸せそうなヒナナミなわけですよ!
なんですか以心伝心ですがWで以心伝心ですかー!!(叫!)
正直予想もしてなかったのでぎゃー!とかわー!とか頭の中で嬉しさと幸せであふれて大変でした・・・。

まずイラストはさくやさんから頂きましたvv
笑顔なヒナナミ!大好物です。
あとあと腕・・・腕絡んでいちゃいちゃ仲良しさんかもういいぞもっとやれもっとくっつけ!ですよ~vv
背景までまさに南国!な感じで仲良し演出を盛り上げてますよね!
太陽に負けないくらいあっつあつなヒナナミありがとうございますvv
さくやさんのサイトはこちらから。

続きは月下明希さんから頂いたヒナナミ小説ですv 

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「等身大のラブソング / ヒナナミ 」





(ん?あれは……)

コテージへの帰り道、ふと通りがかった砂浜に目をやる俺。
七海の姿が見えた気がして、そこに足を向かわせる。


(やっぱり…)

ベンチ越しに見えた後ろ姿に確信を得た俺は、そっと近づいていく。
声をかけようかと思ったが、予想通り寝ている様子に、かけなくて正解だったと思わされる。


(また寝てるのか?)

そう言いつつも気持ち良さそうな七海の寝顔に、つられて優しい表情になってしまう俺。
このままそっとしといてあげようかと思うも、夕方になり下がり始めた気温に、放って置けず声をかける事にする。


「おーい、七海~」

起こしてしまうのも可哀想かなと思ったが、風邪をひいてしまっても大変なので仕方ない。


「こんな所で寝てると風邪ひくぞ」

しかしそう声をかけるも起きそうにない様子の七海に、諦めて隣(と言っても少し離れてだが)に座る俺。
本当は上着でもあったらかけてあげられたのに…と思いつつ、せめてもの風避けのつもりである。


そんな中…


「ん~魔王をやっつけなきゃ…」

突然の七海の声に一瞬ビクッとするも、すぐに寝言だとわかりホッとする俺。
夢の中でもゲームやってんのかな…と、相変わらずな七海にも安心させられる。


「……王子様、助けにきて…」

今度は恋愛ゲームなのだろうか…。それともさっきの続きかな?
寝言を盗み聞いてるような罪悪感はあるものの、それ以上にこの距離感にドキドキしてしまう。


華奢な肩に、長いまつげ…。
起きている時にはこんな近くで見つめる勇気なんてないだけに、自然と目がいってしまう俺。


(やっぱり女の子なんだな…)


もちろん普段も女の子そのものなんだが、改めてそんな風にも思ってしまう。

いつも冷静で、弱気になってた俺を励ましてくれたり、見た目からはわからない強さを持っている七海。
そんな所についつい頼ってしまいがちであるが、女の子なんだし本当は守られるべきなんだよな…。


(いや、守ってやりたいんだ…、俺が…)


更にそう思いつつ、咄嗟に出てきたカッコつけた台詞に思わず苦笑してしまう。
もちろん何か策があるわけでもないし、こんな状況から救ってやれる自信も今のところない。

それでも男の俺ですら不安に思ってしまう状況なんだ。
七海だって、きっと…。


だから今は、そんな無責任でしかない台詞は心の中に仕舞っておく事にする。
それでもいつか、こんな風避けだけでなくちゃんと行動で表せる時が来たら、その時はちゃんと伝えよう。


(七海は俺が守ってやる…)


そんな決意を胸に俺は、七海の寝顔にそっと微笑みかけるのであった。





 * * * * * * * * * * * * *





(ん…あれ?日向くん…?)

(やっぱり助けに来てくれたんだね!……って、これは夢?)

そう思ったところで自分が寝ていた事を思い出し、ゆっくりと意識を起こす私。
ふわ~っと欠伸しつつ眠い目をこじ開けると、夕暮れの景色と共に夢の中でも見た人物が見えた気がしてドキッとする。


「起きたか?」

「…………日向、くん?」

その声にやはり間違いでなかった事を確信し、隣へと視線を向ける。
そこにはいつからいたのか日向くんが座っていて、夢の中と同じように私に優しい笑みを浮かべてくれる。


「さっき通りかかったら七海が見えたから、それで…。こんな所で寝てたら風邪ひくぞ」
「ごめんごめん。でも起こしてくれて良かったのに…」
「いや、そう思ったんだけど何か悪い気がしてさ」

そう言って少し照れくさそうに笑う日向くんに、つられて返す私。
そんな温かい雰囲気に、ついまだ夢の中にいるような錯覚を覚えてしまう。


「でもビックリしたよ。夢の中でもね、日向くんが私を迎えに来てくれたんだ」
「迎えに…?」
「うん。不覚にも悪いやつに捕まっちゃってね…そこへ日向くんが白馬に乗って颯爽と現れるの」

夢の中での出来事を興奮気味に話してしまう私にも、頷いて真剣に聞いてくれる日向くん。
バカにされてもおかしくないような話なのに、楽しそうに聞いてくれるのがまた嬉しかったりする。

「でもそれ夢の中とはいえ、ちょっと俺、カッコ良すぎじゃないか?」
「そうだね。確かに日向くんにしてはちょっとカッコ良すぎだったかも」
「おい、そこは否定してくれよ」
「えへへ」

更にはそんな会話に、顔を見合わせるなり笑い合う。
この温かくて、くすぐったい気持ちは何なんだろう…。


そしてその後もおしゃべりが止まらなくて、2人で色んな話をした。
日向くんは私が知らない事を優しく教えてくれて、それが嬉しくて私もつい質問ばかりしてしまった。


そして…


「話し込んでたらだいぶ遅くなったな。そろそろ帰るか」
「もうそんな時間か…。中途半端に寝ちゃったから、また眠くなってきたよ」

そう言う日向くんに、幸せな時間が終わるのが寂しくて少し我が侭を言ってみる私。

「しょうがないな。ほら」

そんな私にも呆れる事なく、優しく手を差し出してくれる日向くん。
更にその優しさに甘えるように手を掴むと、そのまま背負われる。


「寝ててもいいから、ちゃんと掴まっとけよ」
「……うん。ありがとう、日向くん…」

いつの間にか、当たり前になっていた温かい背中。
申し訳ないなと思いながらもその温もりが嬉しくて、寝たフリをしながらその優しさを味わってしまう。



ねぇ、日向くん。

確かに日向くんは王子様みたいにカッコ良く現れたりはしないし、魔王から守ってくれたりするわけじゃないけど、
色んな事を教えてくれて、こうやって私の事を気にかけてくれること、すごく感謝してるんだよ。

いつも、ありがとう。

日向くんはよく自分の事カッコ良くないって言うし、みんなもそれに同意するけど、それは違うと思うんだ。
いざって時はみんなを引っ張っていってくれる頼もしさや強さがある事、私、知ってるんだよ。

それに本当は、カッコ良くなくったっていいんだ。

だっていつも優しくて温かい日向くんは、今のままでも十分……


(私にとって、最高のヒーローなんだよ)





- E N D -



*************************


まさにラブラブとはこの小説の二人のことですよね・・・!
ゲーム内ではどちらかといえば守ってもらう側だった日向くんが(七海を守ってやる)って決意するとこでもう感激でしたね・・・!
ゲームのラストを知ってるとその決意、泣きそうになりますよ!!
王子様というより七海の中ではヒーローという立ち位置なのもときめきポイントでした。
カッコ良くなくても(私にとって、最高のヒーローなんだよ)というモノローグも最高でした・・・!!
明希さんのセリフのチョイスが大好きすぎてたまりません・・・!!
素敵すぎる小説ありがとうございました!!
月下明希さんのサイトはこちらから。
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